保育園の入園を考え始めると(妊娠中から動く人も多いですね)、HPを見たり、役所で資料をもらったりしながら、様々な情報を集め、どの園に申し込もう…ワーママにとっては一大イベント。
いわゆる“保活”。私も保育園で働き、産休育休中に保活を経験しました。
保育園なんて、
家から近いところに入れればいいでしょ?
そう思っている人~!
この記事を読んで保育園選びの参考にしてみてください。
保育園は0歳児から入園すると6年間通うことになります。
大切な子どもを6年間毎日、安心して預けられる園、子ども自身が楽しく過ごせる園を選ぶには!?

保育園を選ぶポイント
- 通いやすい園をリサーチするべし!
- 保育方針をきちんと理解するべし!
- 保育時間(開園時間)をチェックすべし!
- 必ず園見学をするべし!
「選ぶなんて、家から近いとこが一番でしょ!」
「とにかく預けられればいい!」
「激戦区過ぎて、選んでいる場合じゃない!」
という方もいるでしょう。
そうは言っても、大切な我が子が一日の大半を過ごすことになる場所。
少しでも良い環境で過ごさせてあげたいものです。
通いやすさ
「近いからだけで決めないで」そうは言っても、通いやすさは選ぶ際の優先順位は高くなるでしょう。次の項目でまとめてみました。
送迎する距離・かかる時間を考慮し、通える範囲を絞る。
長い人は6年間毎日、子どもと一緒に続けることになる送迎。
家→保育園→職場への所要時間やルート、交通手段を事前に考えておきましょう。
家から園の距離が遠ければ遠いほど、家を出る時間が早くなり、帰宅時間も遅くなります。
家で子どもと過ごす時間、家事の時間、自分の時間…をどうやりくりしていくかはとても重要。
家から少し距離のある園を候補に入れる場合は、色々なことを踏まえて、
自分が頑張りすぎて疲れてしまうことがないよう、自分の許容は範囲を決めておきましょう。
特に徒歩・自転車の場合には大雨の日や台風の日など荒天の日はどうするかなども考えておくとよいですね!

職場の近く?家の近く?どちらがよいかを考える。
家の近くのメリット
- 送迎が楽
- 卒園後に同じ小学校へ行く友達がいる
- 休日に行われる行事なども行きやすい
職場の近くのメリット
- 子どもに何かあったらすぐ駆け付けてあげられる
- 保育時間が短くなる
デメリットはそれぞれの逆のことになります。
どちらもメリット・デメリットがありますので、それぞれの家庭で、何を優先するか十分検討して選ぶことをお勧めします。
ちなみに…職場近くの園まで、子どもと一緒に電車や車で通っている人もいますよ!
保育方針が自分に合っているか?

保育方針をしっかりと知ることは、省略せずにやって欲しいことの一つ。
保育園は地域によっては待機児童もおり、一度入園が決まった後に「やっぱり合わなかった…」と気軽に転園先を見つけることが難しいケースもあります。
そのようなことを避けるためにも、保育方針はきちんとチェックしましょう。
教育方針といっても、それぞれの園によって独自方針や、アピールポイントなどありますが、例えばこんな園があります。
- 子ども主体の活動が中心の園
子ども自身が遊びを決めて、好きなこと・興味のあることで遊ぶ時間が多い。行事の内容なども子どもと話し合いながら決める。先生は仲間の一人として、子どもに寄り添い興味がさらに広がったり学べるような環境をそっと整えて援助する。 - 一斉活動が中心の園
活動の内容や行事の種目など、先生が決めたことに取り組む一斉的な活動が多い。体操教室・英語教室などを取り入れていたり、行事にも力を入れている園が多い。 - 縦割り保育(異年齢児保育)
0~2歳まではクラス別で過ごすことが多いが、3~5歳児が縦割りでクラスを分けて生活する園も。学年(年齢)別で過ごすより、生活の中で異年齢との関わりを通して様々なことを学んでいく。 - クラス別保育
学年(年齢)ごとのクラス分かれて生活する。発達段階に応じ、同じ年齢の子との活動を通して、基本的生活習慣を身に着けていく。
などなど…これは一部の例です。
そのほかにもモンテッソーリ、ヨコミネ式etc…他にも色々ありますね。
園によってはそれぞれもっと細かく方針があると思いますので、積極的にリサーチを。
自分に考えに合った…というより我が子がどんなところで過ごしてほしいか、どう育ってほしいかなど考えながら、保育方針と照らし合わせ、納得したうえで申し込みをしましょう。
ちなみに…
2018年に改定された保育所保育指針では、子ども主体の保育が大きく謳われています。
そちらについては、いつか詳しく記事にしたいと思っています。
保育時間(開園時間)
基本の保育時間は必ず確認しましょう。
朝は7:00~夕方は19:00または20:00までの園が多いようです。
保育時間は平日と土曜日で異なる園もあるので、土曜保育必須の方はそちらも確認を。
保育時間は通勤にかかる時間+就労時間となります。
必ず保育園見学をする
これは、先ほども書きましたがもう一度言います。
必ず保育園見学をする!見ないで決めるのはNG!!
HPや紙面上の情報で「この園素敵!すべて条件に合う!決めた」と思っても、
見学に行かないとわからないことも、沢山あります。
忙しくても実際に候補にあげた園に行って雰囲気を自分の目で確かめましょう。
行ってみると「あれ?(・・?」となることも。
園見学に行き、実際に通っている子どもたち、保育士さんの子どもとの関わり方などは必ずチェックしましょう。
もちろん設備がきれいということに越したことはないですが、もっと大切なのは人間を見ることだと、思っています。
見学の際、気になることがあれば、どんどんその場で質問するといいですよ。
保育園見学のさらなる詳しいチェックポイントは、こちらに詳しく書いています↓↓
保育園えらびで大事なこと「まとめ」
- 通いやすさ
様々なケースをシミュレーションし、送迎に負担がかからないよう吟味しよう - 保育方針
通いやすさだけでなく、保育の方針・内容も必ず理解したうえで申し込もう - 保育時間
平日と土曜日の保育時間が違う園もあるので、事前にチェックしておこう - 必ず園見学をする
見るのは施設設備だけでなく、子ども・先生をしっかり見よう
すべての条件が揃う園を見つけるのは、なかなか大変かもしれません。
さらに、待機児童の多い激戦区だと、
「もうっ!選んでられない!」「とりあえず通えるところ全部書く!」
なんて場合もあるかもしれません( ;∀;)
でも、もし入れたとしても園と方針が合わなかったら…
その時にまた、色々な労力を使うことになるのは否めません。
実際我が家が預けている園は、家から一番近くて通いやすく、わりと新いので設備も整っていますが、敷地が狭いです。
どちらかというと一斉的な活動が多い園印象。
ここだけの話、もう少しのびのびと子どものやりたいことができるといいのにな~と密かに思ったりもしています。笑
理想と現実、なかなかうまくいかないものです(;^_^A
各家庭で色々な条件もあるとは思いますが、項目ごとに天秤にかけ、仕事復帰した後の負担が少なく、さらに大切な我が子が安心して楽しく6年間過ごせる園に出会えるとよいですね。
最後まで読んでくれてありがとう☆
コメント