こんにちは。
この記事にたどりついた方は、こんなことに困っているのではないでしょうか?
- 赤ちゃんが泣き止まない
- 反り返って泣き続ける
- 抱っこから下すと背中スイッチ発動で泣くので下せない
- 赤ちゃんの泣き声がつらい
- 抱っこばかりで腕や手が限界。
- 腱鞘炎になりそう
- とにかく寝たい!!!!
それ、うちの子…もうつらくて…
うちの子もそうでした。
反り返って泣く、布団で寝てくれない、なかなか泣き止まない。
手も痛い、自分も寝られない・・つらかった・・・
「なんで泣くの?泣き止まない原因は何?」
「うちの子変なのかな?」
「どこか痛いの?病気なのかな?」
そんな不安を抱えて、ネットで検索魔になっていた私は、とにかく色々と試しました。
- 耳元でビニールをガサガサやると泣き止む
- 風呂場の換気扇の下に連れていくと泣き止む
- 掃除機をかけると泣き止む
色々な情報を見るたびに「お願い、泣き止んで~!」と片っ端からとにかく何でもやってみる。
今思うと・・・ですが、当時は必死だったのです。
保育士をしていますが、当時は新生児との関わりが初めてだったので不安だらけ。
何をしてもダメで、途方に暮れていた時に出会ったのが、「まんまる育児」でした。
少しでも同じ悩みを抱えたママたちの手助けになれたらと思います。
とても簡単に言うとまんまる育児とは…
- 赤ちゃんの姿勢を胎内にいた時のようにまんまるく保ってあげることで安心する
- 抱っこやねんねの姿勢も、まんまるを保てるようにしてあげよう
という考え方。
さらに具体的に紹介していきます。
ギャン泣きする・寝ない赤ちゃんに試して欲しい【まんまる育児】とは?
まんまる育児はトコちゃんベルトを考案した助産師の渡部信子先生が推奨するものです。
まんまる育児は、あかちゃんの背中をまるく保つ育て方。
引用元:ベビハグ
お腹の中の環境を再現することで、体を心の健やかな成長を促します。
眠るときは「まんまるねんね」抱きしめるときは「まんまるだっこ」で育ててあげましょう。
抱っこやねんねの姿勢を、胎児の時のようにまんまるくしてあげましょう!というもの。
しかし、色々調べていく中でこの「まんまる育児」について否定的な考えもあるようでした。
- 産まれたのだから、胎児の姿勢にすべきではない
- 昔の子育てとは違う
- 医学的リスクがあると考える人もいる
いきなり否定的な意見かよ!
と思った方すみません(;^_^A
しかし、私自身が直接助産師さんに教わり、実践したことで息子に変化があったことは事実です。
- スヤスヤ寝てくれる時間が増えた
- ギャン泣きする時間が減っていった
- ニコニコする時間が増えた
そして、息子だけでなく私自身も不安が徐々に取り除かれていき、心の余裕も生まれました。
まんまる育児って、聞いたことなかったわ。
具体的に、どんなことをしたらいいの??
まんまる育児との出会い
ここでは、私がどうやってまんまる育児と出会ったのかを書いています
興味のない人は次の項目へGO!!
我が子がとにかくよく泣く子でした。
赤ちゃんは、スヤスヤ寝て、ニコニコ笑っているもの
そんなふうに思い描いていた姿とは正反対でした。
来る日も来る日もスマホで検索しながら不安を募らせながら過ごす日々。
そんな時一筋の光を見つけたのは助産師さんが開催している発達教室でした。
”ギャン泣き” ”置けば泣く”など私の悩んでいたことが目に飛び込んできました。
そこは、「まんまる抱っこ」を通して色々教えてくれるとのこと。
すでに限界だった私は教室に行く日を待ち焦がれていました。
『まんまるだっこ』について書かれている本があることを知り、早速ポチ。
本を読み、できそうなことを真似しようとしますが、なかなかうまく行きません。
とにかく、
「早く教室に行って教わって、楽になりたい~!!」
そんな思いで待ちに待って迎えた当日。
私は、大きな期待を胸に母も一緒に連れて教室へ向かいました。
そこで、教わったのが「まんまる育児」という考え方。
お腹の中にいた時の姿勢や、赤ちゃんの発達について学び、赤ちゃんの姿勢をきちんと意識した抱き方・寝かし方を教わりました。
保育士をしていても、知らなかった赤ちゃんの発達のお話に目からうろこでした。
なるほど。
まんまる育児をすれば、だれでも泣かずに寝てくれるってこと??
一概にそうだ!とは、言えないと思っています。
しかし、確実に実践していなかったときよりは泣く頻度が減っていきました。
この「まんまる育児」が赤ちゃんに万能な育児法!と言っているわけではありませんが、少なくとも我が家の場合は救われたことは確かです。
どんな育児が正しいのか?一概には言えないと思ますが、一番身近にいる親が”子どもが安心しているのか””心地よい表情をしているか”を感じ取ることではないでしょうか?
親も子も互いにニコニコ穏やかに過ごせるように、色々試すことは良いことだと思っています。
では、どのようなことを取り入れていったのか、詳しく紹介していきます。
まんまる育児の基本
生れたばかりの赤ちゃんの背骨はCカーブ。
1歳ごろから徐々にまっすぐになり、3歳頃~12歳頃にかけてゆっくりと大人と同じSカーブになっていくといわれています。
この姿勢をきちんと意識して育てていくことで、さらに成長して大きくなった時にバランスの良い体の発達にもつながります。
まんまる育児は、赤ちゃんのうちは胎児期の姿勢(Cカーブ)を保つことで、健やかな背骨の成長を促します。
そのために、推奨されている姿勢がこちら。
- 全身を丸く
- 軸をねじらない
- 手足を伸ばさない
ママのお腹の中では、丸い姿勢でリラックスしていた赤ちゃん。
産まれてきてすぐに、平らな布団で寝かされ、※モロー反射もあり落ち着いて眠れないのもあたりまえ。
そこで、背骨の発達がまだCカーブのうちは、お腹の中にいた時の姿勢をにしてあげることで、落ち着いて過ごしたり、スヤスヤ安心して眠れるというものです。
※モロー反射とは、新生児に見られる原子反射。光、音、自分自身の体制からの刺激で意思とは関係なく、”ビクッ”とする反射です。
なるほどね。
丸い姿勢を保つためにはどうすればいいの??
私が教わって実践していた3つの方法を紹介します。
おひなまき
おひなまきは、まんまるの姿勢を保つことと、布でくるむことで胎内の環境を再現し、安心して眠ることができるものです。
動けなくてかわいそう!
と思ってしまいそうですが、伸縮性のある生地なので、手足も動かすことができます。
寝ている際に、モロー反射で驚いて起きてしまうことも、防ぐことができます。
おひなまきを実践した途端、モロー反射で起きることもなくなりました。
おひなまきをすると泣き止むこともあり、とても救われました。
おひなまきのやり方参考動画↓
ちなみに次男の時は退院してすぐに、おひな巻きで過ごしていました。
おひなまきは、大きめの伸縮性のある薄手の専用布がやりやすいですが、バスタオルなどでも代用できます。
ちなみに、私が使っていたのはトコちゃんベルトのあおばのものです。
赤ちゃんの大きさによって、布のサイズも色々ありました。
まんまるだっこ
まんまるだっこは、とにかく背中のCカーブを意識してまんまるく抱っこしてあげることです。
引用:ニコベビー
この抱っこは実際に教えてもらってから実践ていましたが、とにかく寝てくれました。
慣れないうちは、おひなまきをしたままだっこをすれば、それが「まんまるだっこ」。
慣れてくれば、とても楽に抱っこすることができます(^^)/
2人ともまんまるで育てた私(夫も)は、もうこの抱き方でないと、違和感を覚えるほどです。笑
私の経験上、この抱き方をしていれば3~6カ月くらいまでの赤ちゃんは高確率でスヤスヤ眠ってくれる万能抱っこです。
首が座り始めた途端、つい縦抱きにしてしまいがちの人も多いと思います。
しかし、まんまる育児では首が座っても、しっかりと首が安定するまではできるだけまんまる抱っこをしてあげることを推奨しています。
新生児からOKの縦抱きにする抱っこ紐が多いですが、やはり赤ちゃんの身体には負担が大きく、姿勢も不自然になっているそう。
なるべくまんまる姿勢での抱っこをしてあげることが重要です。
新生児からの、まんまる抱っこをするのに最適だといわれているのが
リングタイプのスリング
これは、声を大にして言いたい!
おすすめアイテムです!
※リングタイプのスリングは、調整しやすく赤ちゃんにも親にもフィットしやすいため、体への負担が少ないことからおすすめされて使い始めました☆
私は、何個か試しましたが最終的には、お世話になった助産師さんおススメのこちらを使っていました。
このスリングは神奈川県小田原市にあるスリングのお店ニコベビーさんのもの。
自宅から行ける範囲に合ったので、実際にこのお店に行って購入しました。(ネットでも買えます)
オシャレでかわいく、種類が豊富で迷ってしまうほど。
お店に行くと使い方も丁寧に教えてくれました(^^)/
寝かしつけ、外出時、家事をするとき・・
スリングなしの生活は考えられませんでした!
我が家はあっきースリングを気に入り、2人の子育て中に4本ほど使いました(^^)
スリングについての詳しい記事はこちら↓
まんまるねんね
まんまるねんねは、まんまるの姿勢を保って寝かせることです。
我が家はベービー布団を使って作っていました。
布団を2枚目の写真のように折り畳み、くぼみを作ります。
足元にはバスタオルを置き、背中がCカーブを保てるような寝床を作りました。
一番簡単なのは、授乳クッションを使って作る寝床です。
こんな感じで授乳クッションとバスタオルを組み合わせて作る方法です。
こちらにわかりやすいイラストが載っていましたので参考にしてみてください。
スリングで寝かしつけたら、そのまままんまる寝床におろして寝かせていました!
実際に教えてもらうと理解度UP!
私自身も実際に教えてもらうことで、おひなまき・まんまるだっこ・まんまるねんねのやり方がより理解できました。
私も、一刻も早く寝て欲しい、泣き止んで欲しい一心で動画を見たり、本を読んだりしながら自分なりにチャレンジしたのですが、なかなかうまくできない…
動画や本だけではわからなかったり、「あっているのかな?」と不安を感じたり・・
でも、寝て欲しいしやってみよう…の繰り返しでした。
近くに教えてくれるところがある場合はぜひ行ってみることをお勧めします。
教室で手取り足取り教えてもらったことで、こういう事だったんだ!と理解が深まりました。
その後も発達に応じて、相談にも乗ってもらうことも可能です。
悩んでいる方で、「試してみようかな」と思った方は、お近くの教室を探してみてくださいね。
まんまるねんね・まんまるだっこを教えてくれる教室や施設を探してみよう
実際に教えてくれるところを、載せておきます。
沢山あるのね。
教室に行ったらまんまるに必要なアイテムを紹介してもらえるの?
教室によって異なると思いますが、私は色々なアイテムを紹介してもらいました。
すべて購入する必要もなく、本当に自分に必要なものだけを選べばOKです。
「これを買えば泣き止む!」など言われると買ってしまうかもしれませんが、すべて買う必要はありません。
他のもので代用できるものもあります。
つい買ってしまいそうになりますが、私の教わった助産師さんは「これは、買わなくても●●で代用できるよ」などと、教えてくれました(^^)/
まずは、自分で工夫してできる方法を聞いてみるなどしてください。
ぜひ、ご自分にあった教室を探してみてくださいね。
まんまる育児を試したら楽になった話【まとめ】
今回は、私が第一子の時に、限界を迎えそうだった時に出会った「まんまる育児」。
私が実際に2人の子をまんまるで育てたことで、かなり救われました。
今回紹介したまんまる育児で私も実践したことはこの記事で紹介した
- おひなまき
- まんまる抱っこ(スリング)
- まんまるねんね
とにかく【丁寧に丁寧に赤ちゃんを扱うこと】を意識していました。
育児には色々な考えがありますが、一番はママにとっても、子どもにとっても安心できたり、心の余裕が生まれることが大事だなって思います。
特に産後のママは疲れやすいし、ストレスもたまる。
みんな頑張りすぎちゃいますよね。
世の中には色々な情報があふれ過ぎていて、どれを取り入れればいいの??
と迷ってしまうことも。
育児には正解がない分、ママの負担も大きいのが事実です。
それぞれ悩んで、色々なことを調べたり試したり・・・子どもがいくつになってもその繰り返しです。
ギャン泣きで困る、おろすと泣いて寝ない、抱っこじゃないと寝ない…
そんな悩みを抱えている方は、このまんまる育児というものも、一つの選択肢。
こんな考えもあるんだな~ということを、お伝え出来ていたら嬉しいです。
興味を持たれた方はぜひ、試してみてくださいね。
最後まで読んでくれてありがとう☆
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